今日 お茶会スタイルの和のおもてなし
第一回 青々茶会を開催しました。
窓から見ると日差しが温かいのですが、お昼前でも底冷えする寒さなかご参加頂きました。
明日は節分。懐石の中に鬼の顔のかまぼこや、紅白のお砂糖まぶしの鬼うち豆で 楽しい趣向をいくつかサプライズでそろえて。
お料理はだし汁を取るところから始め、最後にごはんが炊き上がるように時間配分。 ホカホカ湯気が上がる炊き立てのご飯が一番のご馳走になります。
お昼過ぎには松花堂の器の中に次々とおかずが入り、樽の香りのする日本酒で食事会 開始。
ちなみに寒い冬に選んだお汁は 雪汁。大根おろしを絞り残ったものと だし汁を煮立てたものです。
ゆったりとしたとろみが体を温めてくれます。季節限定なので今おススメの一品です。
懐石料理は特別なものと思いがちですが、 コツを覚えると簡単に作れます。
参加者の方は お孫さんの七五三のお祝いや、お雛祭りに挑戦しようかな、と意欲的でした。
食事のあとは ご一緒に作った主菓子、練りきり「糊こぼし」
糊こぼしとは東大寺の御堂に咲く椿の名前で、奈良のお茶会で印象に残った二色の椿のお菓子を自己流で再現。
お客様も練り切りファンで、意外と簡単に作れるのに驚かれていました。
お菓子の後は薄茶を点ててゆっくりお茶タイム。
ふくさやお扇子の使い方などまた 簡単なお点前にも挑戦していただきました。
和のおもてなしの基本は お茶事にあると思います。小さなお茶会の楽しさを経験していただいて、皆さんが和のおもてなしマスターになっていただければ嬉しいです。
次回は3月2日㈭に 第二回青々茶会になります。
雛祭りをテーマに 楽しい時間を過ごしていただきたいと思います。
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